フモフモコラム

「自分が面白いと思ったことを素直に書いているだけです。おっぱいの話が頻出するのは、僕の性癖のせいですね」
スポーツ見るもの語る者~フモフモコラム http://blog.livedoor.jp/vitaminw/

フモフモコラム インタビュー (5/5)

プロのライターが、いろいろなしがらみゆえに書けないこと。「こんなこと書いたら面白いだろうな」って思いながらも、心の内に留めていることを、フモフモさんは全部書いている。そこが面白いんだと思う。

あるところで、このブログに「ひっそりと立ち上げた一人スポーツ新聞(社説てかコラムのみ)」というキャッチをフモフモさんが付けていたのを見つけた。「一人スポーツ新聞」というのは、言いえて妙だが、この意味には、既存の媒体の退屈さなどに対するメッセージなどもあるのだろうか。最後に、そういった媒体としての意識なんてことを訊いてみた。

「媒体とか大仰な意識はありません。このブログは完全に『僕の独り言』ですね。面白いと思ったこと、感動したことを自分勝手に報告しているだけなので、読む人は置き去りのケースも多々あるかと。『ひっそりと~』という紹介文はブログ開設時に書いた古いものですが、『僕の個人的なスポーツに関する感想』というスタンスは変わっていないので、とりあえず放置しています」

フモフモコラム写真3
偉大なるフモフモ編集長を輩出した「ヤマシロヤ」さんのサイトを拝見すると、フモフモさん専用の洗剤などもありました。また同族のお仲間には、牛さんとかカエルさんとかパンダさんがおられるようです!

書きたいことを素直に書く。

こんなスタイルで多くの人が楽しんでくれるのは、その人の才能ゆえという部分が少なからずある。

でも、このフモフモさんのように、自分に素直に文章を綴るということは、誰にでもできることだ。

人気が出るコンテンツを作るためのメソッドというのは、たしかに存在する。ただ、テレビやゲームといった既存のコンテンツが、そういった方法論に囚われすぎたゆえに、求心力を失っていることもまた事実だ。

今の僕たちが、本当に見たいもの。読みたいもの。楽しめるものというのは、そういった方法論から逆算した結果に生み出されたものではなく、この『フモフモコラム』のように「やりたいからやっている」という意識の結果として生まれたものなのかもしれないなぁ。

『フモフモコラム』を読んでいると、そんなことを感じるのだ。

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