週刊誌時評

ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。

週刊誌時評『週刊文春』(5.15)

shukanbunshun080515.jpg

先週の木曜に『新潮』を取り上げたので、今日はそのとき置いておいた『文春』だす。主な記事はこんな感じ。

①胡錦濤の「笑顔」にスリ寄る福田政権「大パニック」
②櫻井よしこ×富坂聰 徹底討論首脳会談は「大失敗」もはや中国にモノは言えない
③GW返上ワイド終わりなきバトル キムタク新ドラマ「チェンジ」に「あの漫画そっくり」の声
④シンプル/安全/おいしい 体にやさしい「地方イタリアン」
⑤週刊文春が撮った!見た!「50年の50の事件」


①と②が、胡錦濤訪日にまつわる騒動と、それによる福田政権の今後の動向予測って感じかね。しっかし福田さんは、この機会にガツンと中国側に言えば、支持率もドーンと上がったのに、馬鹿だねぇ。もう、完全にパシリ扱いだし、何を国民が今求めているのか、ベタなところがわかってないねー。②の対談で、櫻井さんが「各国での聖火リレー妨害によってチベットの現状が世界中にあぶり出されたいま、モノを言わないのは現状を是認して共犯者になるのと同じ、ということが福田総理にはわかっていません」と言ってるけど、まさにそうだな。というか、最近思うけど、櫻井よしこさんこそ政治家になればいいのにね。

んで、この流れで③のキムタクドラマ「チェンジ」の話題。キムタクが総理大臣を演じるというこのドラマですが、基本的に僕は賛成派というか、大いにアリだと思ってますです。前もここで書いてたけど、キムタクが代理店の男とかパイロットをやって、そういう職業を志す若者がいるというなら、政治家とか教師とか、本当に才能溢れる若者が志すことでこの国がよくなる職業を演じろよ!と思ってました僕。小学生が将来なりたい職業で「広告代理店」とか「コピーライター」とか「フリーライター」と書くより「総理大臣」とか「先生」とか「消防士」とか書くほうがいいもんな。絶対。そういうわけで、子どもたちが総理大臣を目指すようなドラマをやれよーと思っておるわけですが、文春のこの記事では、表題通り、このドラマがある漫画にそっくりという"疑惑"を報じております。その漫画ってのは、弘兼憲史さんの『加地隆介の議』。んで、僕もビデオに撮ってこのドラマを見たけど、たしかによく似ているし、このシナリオ書いた人は、確実にこの漫画を読んでると思う。つーか、総理大臣を主役とするドラマを実際に書くとなった人として、過去のいろんな同モチーフの作品に目を通すのは当たり前のことだし、そのなかで『加地隆介の議』を見ない理由はまったくないから絶対に見てる。んで、この漫画はいいと思ったから、わりと似た設定にしてるね。それでそこに、阿部寛が演じるところの選挙参謀が登場して『ドラゴン桜』的なテイストも絡めたのも、ベタだけどドラマとしては、王道であり上手いと思った。というわけで、このドラマはありだと思うなー。それでこの『加地隆介の議』にこのドラマが似ていると指摘された弘兼憲史さんのコメントがいい。「確かに似てますけど、政治モノとなると誰もが同じようなことを考えるんでしょう。私はまったく気にしませんよ」。いいなー!余裕というか、クリエイティブの本質をわかってますねー。ま、というわけで、議員に当選するところから始まったこの『チェンジ』。どういう顛末になるのか、見届けてみますです。はい。

④は、いい記事。実に良い記事です。井川直子さんというライターさんが、イタリアンは郷土料理であるべしという信念のもと、地方イタリアンの名店を紹介しているのですが、これだけを保存する価値があると思ったです。これからは地方にこそ、よい食があるという価値観を多くの人に認識してもらいたですね。

⑤は巻頭のモノクログラビア。文春が見た事件史ですが、実にいいと思うです。これだけでも今号は買う価値あり。はい。

トラックバック(0)

この記事に対するトラックバックURL: https://sugoblog.com/mt/mt-tb.cgi/330

コメントする